ただAppleWatchが他と決定的に違う点は「マーケティングが上手い」ってことです。
「ガジェット」として売るのではなく(いや、売っているだけど)、時計と色や質感、ベルトに拘ったことにあるのでしょう。それはAppleがこれまでの製品のように「見えないところまで美しい」という伝統が生きています。
ですが…いろんなところが中途半端な印象を受ける。あんな小さな画面にアプリをゴチャゴチャと詰め込むのは無理がありすぎる。どんなに操作性を頑張っても「努力が必要」な使い方は馴染めないだろうな。また「イラストで思いを伝える」という謎機能ははたして使われているのだろうか?
AppleWatchは「これ1つ」の状態だから全部入りという宿命を背負ってしまっているのかもしれない。
その点、Android勢は早くからスマートウォッチを展開していたので種類も多く、使い勝手も一歩リードしていると言っていいでしょう。
ここで「Android勢」と表現をしたのだけど、9月1日に状況が変わったんです。
グーグルの「Android Wear」、「iPhone」に対応
これによってiPhoneでも使えるようになったのだーー。
iPhoneユーザ(私)もたくさんのスマートウォッチから選択できる!!
そんなタイミングで、以前から人気だったMoto360の後継機が発表された。
丸いディスプレイが美しい
腕時計のイメージってやっぱり円形だと思いませんか?デジタル時計だと四角。
最新のガジェットなのにアナログ的な様相というのがとっても素敵だと思うのです。
スマートウォッチは「時計」「通知」があればイイ
ぶっちゃけ、スマートウォッチに必要な機能は「時計」と「通知」だけだと思っています。会話ができるとか、メールの返事ができるとか、ゲームができるとか、そういう「アレもコレもできる」として恐らく使わない。だって、常に持っているスマホの方が全てにおいて操作性に優れているから。
腕につけてて、パッと見る。これがスマートウォッチの目的。
スマホだけの場合は、通知が来ると音や振動で気がついてポケットから取り出してから通知の中身をようやく知ることができた。時間も同じ、取り出して確認する。
スマートウォッチの存在価値は、この2つの煩わしさを解消してくれるためだけにあると言ってもいい。
逆に言うならば、この2つが実現できれば他は無くても基本的に問題はない。
「時計」「通知」に特化するとライバルはたくさんいる
ソニー
Moto360に比べて…
四角い、充電が「キャップを外してコードを指す」という超絶面倒くさい。
Pebble
Moto360に比べて…
四角い、E-inkなのでバッテリーが1週間持つところは凄い。操作がサイドのボタンだけなので面倒。
正直、Moto360贔屓目線なので悪いところしか見ていないかもしれない。それぞれに特徴があるので自分の日常的な使い方を意識してチョイスするのが当然ながらベスト。その選択肢にAppleWatchも入ってているでしょう。
機能とデザインのバランスの取れたMoto360に惹かれる
まだ決定打のスマートウォッチは登場していない。その中で、デザインと機能という点でバランスがとれていると感じるのがMoto360。そしてこのMoto360の後継種がもうすぐ登場するのだ。
Moto360 2nd Gen 販売ページ
しかし、まだ日本では発売については言及されていません。というのも「技適マーク」というのが必要だからです。電波を発する機器に対して適正であると許可を得なければなりません。実に面倒くさい法律です。そもそもWiFiやBluetoothのように規格が決まっている機器にすら規制をかけるという謎な規制ですよ。お役所ですなー。
実際に発売が開始されても、しばらくは並行輸入にこっそり使うということになるかもしれませんね。
まだ発売時期はわかりませんが、これからも要チェック。
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